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黒澤明 対談
黒澤明が映画監督、出演者、スタッフ、各著名人と対談したものをまとめています。
宮崎駿との対談 |
宮崎駿はご存じ日本を代表する映画監督、アニメーター、漫画家。株式会社スタジオジブリ取締役。2014年、日本人では黒澤に次ぐ2人目のアカデミー名誉賞を受賞。宮崎がまだ巨匠とまではいわれてないぐらいの時期であり、黒澤との格の差が面白い。 |
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武満徹との対談 |
日本を代表する作曲家の一人。世界のタケミツと呼ばれ、数々の映画音楽を手がけ、世界中で評価を受けた。 |
黒澤明との対談 〜宮崎駿 北野武 武満徹 他記事一覧
宮崎駿対黒澤明 対談@ 「映画の見どころはどこですか?って聞かれるのは困る」
1993年 5月6日放送 「映画に恋して愛して生きて」より静岡県御殿場の黒澤の別荘に宮崎がやってくる。宮崎が玄関口にくると、扉が開く。黒澤が出てくる。宮崎 「あ、宮崎です」黒澤 「どうもどうも、はじめまして。どうぞ。 相変わらずね、富士山が半分し見えなくてね。」宮崎 「ここは標高何メートルぐら...
宮崎駿対黒澤明 対談A 「夢」の水車小屋のロケについて
1993年 5月6日放送 「映画に恋して愛して生きて」より宮崎 「あのー実写の人が羨ましいのはですね、その日のお酒がうまいだろうなと思うわけですよね」黒澤 「そうです、ロケだとそこでワイワイって呑むんですけどね」宮崎 「アニメーションですとその日のお酒が美味くないんですよね 笑」黒澤 「ロケですと晩...
宮崎駿対黒澤明 対談B 音響効果の実写とアニメの違いについて
1993年 5月6日放送 「映画に恋して愛して生きて」より宮崎 「外国を舞台にしてアニメーションつくりますとね、街が出てきますよね。ほんと困っちゃうんです。外国の街の石畳で古い時代の車が走ってたってなると音響効果がもう無理ですね。なんかこれどうかって持ってきてもこれは東京だなんてすぐバレちゃうんです...
武満徹対黒澤明@ 世界的巨匠同士のシンパシーを語りあう
冬樹社「カイエ」1979年4月号より武満 「ぼくは映画の専門家ではないので、気楽なおしゃべりは出来ませんが、先日《七人の侍》をテレビであらためて拝見して以前にも2、3度観ているんですが、それでもやはりびっくりしました。映写の条件がああいうふうで、きれぎれに観たのにもかかわらず、強烈な印象でした。とく...
武満徹対黒澤明A 「映画ってものが立ち止まっちゃった感じがしますね」
冬樹社「カイエ」1979年4月号より武満 「早坂文雄さんがよくおっしゃってましたけど、これから撮影にかかるって時に、黒澤さんがこの映画はこの音楽のイメージだっていうことを言われるって。新しい映画を着想されるときに、音楽は何か力があるわけですか?」黒澤 ありますね。例えば「赤ひげ」なんかは、ベートーベ...
武満徹対黒澤明B 「テレビは映画の敵ではない。映画もテレビの敵ではない」
冬樹社「カイエ」1979年4月号より武満 「日本映画の体質をどうやって変えてゆくかという問題ですね」黒澤 「それを僕らも考えているんですけどね。まず、作品を創る場合にお金の問題があります。これでやっぱりヘゲモニーをとらなければね。それと同時にもっとも理想的で優秀な映画館をまず建てて、そこでロングラン...
武満徹対黒澤明C 「ジョン・フォードはどこを切っても活動写真になるんだ!」
冬樹社「カイエ」1979年4月号より武満 「いま、映画を撮る必要、その意味はなにか?ということで考えてるわけなんですけど、映画というのは現実には一人の監督の作品です。そして撮ってゆく過程で僕らスタッフや他の人が作品について発言し、徹頭徹尾ディスカッションをして、最後の決定権は監督に任せて、それに従わ...
フランシス・フォード・コッポラ対黒澤明 『影武者』撮影中の巨匠同士の貴重な対談!
1978年11月30日号の週刊朝日の記事による、黒澤明とフランシス・フォード・コッポラとの新旧巨匠対談である。このころのコッポラは『ゴッド・ファーザー』を当てて、すでに世界的な映画監督として絶大な威光を放っていた時期である。その巨匠コッポラが師と仰ぐ男が黒澤明ということで、黒澤明に世間が追いつき始め...
『ベルリン・天使の詩』『パリ・テキサス』のヴィム・ヴェンダース対黒澤明の貴重な対...
『ベルリン・天使の詩』『パリ・テキサス』などで有名なヴィム・ヴェンダースと黒澤明の対談。ドイツを代表する世界的巨匠もやはり大先輩である黒澤明に対しては気を遣っているのがよくわかる対談である。黒澤明というよりは小津安二郎へのリスペクトで有名な監督である。『八月の狂詩曲』ごろのインタビューヴェンダース ...