矢沢永吉 「時間よ止まれ」 永ちゃんのセルフブランディング力とビジネスセンスについて

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矢沢永吉「時間よ止まれ」は資生堂とのタイアップで生まれた名曲

 

今回は矢沢永吉の1978年のヒット曲
「時間よ止まれ」をカバーしました。

 

この曲は資生堂とのCMタイアップでつくられた曲で
「時間よ止まれ」というタイトルを考えたのはコピーライターの小野田隆雄さんという方。

 

そしてそのキャッチコピーとCMの画コンテをイメージして永ちゃんが曲を書いて、その曲に山川啓介が詞を付けたというのがプロダクトの流れです。

 

オリコンチャートで1位を獲得して、CMでも流れて、世間一般に浸透した初めてのロックアーティスト曲がこの「時間よ止まれ」ではなかったのではないかと思います。

 

僕はもちろん当時2歳だったので全く記憶はないですが、矢沢永吉という
尖りすぎてヤバいアーティストが化粧品メーカーとタイアップするって
インパクトは相当あったのではないかと思います。

 

でもテレビのベストテンは出ないみたいな感じもまた、凄まじいバランスの
ブランディング能力ですね。

 

そういう誰と何をするか?何をして何をしないか?という仕事の嗅覚も相当優れている人だったからこの曲は大ヒットしたのだと思います。そして時代の寵児になってスーパースターになっていったのではないかと思います。

 

 

この曲で思うのは、矢沢永吉というアーティストが稀代のメロディメーカー
であるということです。
永ちゃんてやっぱりええ曲書くんですよ。メロディセンスはやっぱありますよ。そこね、もっとみんな分かった方がいいと思うんですよね。
より矢沢永吉を楽しめるのではと思うんです。

 

キャラや言動が強くて、アーティストとしての能力、歌唱力やソングライティング、そしてたまにする楽器演奏など、ミュージシャンの能力がやはり高いなぁと改めて思います。

 

 

この録音は、キーを1音あげてF#にしてます。Eだとやっぱり低いんですよね。僕みたいなガキっぽい声のヤツには歌えないキーでした。
Eでしっかり歌える矢沢はやっぱさすがやなと思いました。

 

オリジナルの音源が好きでそれの雰囲気の記憶をたどってオケつくりましたが、多分ソロもこんな感じやたんじゃないかなと思います。
録音する前はオリジナルは聞かないんです、そっちに引っ張られて自分らしいアレンジが出てきにくくなるんですよ。

 

 

オリジナル音源のメンバーの凄まじさ

ま、今回はオリジナルに忠実にいきました、記憶の中のね。
オリジナル音源はすごいリズムがいいんですよ、ドラムが最高。
というか、全てが最高です。当時20年前ぐらい良く聞いてたときから
「この音源のドラムがめっちゃ好き」ってずっと思っていたんですよ。

 

であとあとになって知った情報によると
参加ミュージシャンが豪華すぎて意味わからんレベルでした

 

後藤次利:Bass
高橋幸宏:Drums
斉藤ノブ:Percussion
木原敏夫:folk Guitar
相沢行夫:Guitar
坂本龍一:Keyboard

 

このメンバーはすごいですね、坂本龍一、高橋幸宏はいわずもがなYMO、
後藤次利さんは元はっぴいえんどで、その後は作曲家でも活躍して
おニャン子や工藤静香に曲書いたりしてましたね。

 

このメンバーは横のフラットなつながりだったのか、永ちゃんが頭一つ抜き出ていて従えていたのか、どういう関係だったのかちょっと気になります。
とにかく、このオリジナルの音源の演奏、歌はめっちゃ好きなんです。

 

唄い方もこのオリジナルの永ちゃんの唄い方を意識しています。

 

木原さん、相沢さんは永ちゃんの昔からのバンド仲間ですね、
「成り上がり」の中に出てきてた名前です。

 

木原さんはヤマト時代ですよね。相沢さんは永ちゃんの曲の詞を書いてますよね。「アイラブユーOK」とか。

 

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